格安のモバイル通信サービスMVNOがかなり普及してきた昨今。
そのサービスを提供する事業者数は170社にも上っています。
[PDF]MVNOサービスの利用動向 - テレコムサービス協会
同じ要領で見た場合、大手キャリアよりも約6000円近く安いデータ通信量が魅力で、
LINEやTwitter、SNSだけで十分なんてユーザーには、非常にありがたいサービスになっており、
少しずつではありますが、契約者がどんどん増加しています。
そんな中、小売業最大手のイオンがイオンモバイルとして先月事業に参入しました。
今までもイオンでは他のMVNO事業者の代理店としてイオンSIMの販売をしていましたが、今回はイオンが直接MVNO事業*1を始めることになりました。
イオンモバイルのどこが他のMVNOと違うのか。
- 音声プラン契約でも契約期間縛りない!解除料金なし!
他のMVNOでは最低契約期間が12ヶ月であったり、解除料金がかかったりしますが、
イオンモバイルではそのような料金が一切発生しません! - 圧倒的な価格設定!
他MVNO事業者と比べても格安な料金プラン!
中でも、2GBデータプラン480円、2GB音声プラン980円のキャンペーン価格は衝撃的な価格! - サポートが充実!
分からないことがあれば、近くのイオンモバイル取扱店舗でサポートが受けられます。
電話でのサポートにも対応しており、初心者にも安心して契約できます!
そのため、先々月26日から始まったサービスには契約希望者が殺到し、システムトラブルにより開通遅延が発生し、インターネットからも申し込みが可能という事でしたが、そちらも困難な状況になっていました。
その思わぬ副産物というか、当初3月31日までだったキャンペーン価格が、4/1-4/10まで延長されることになりました。
上記イオンデジタルワールドからSIMカード購入し、届いた郵送物を返送し契約となるやや特殊な形式となっていますので、その点には注意が必要です。
詳しくは、下記のサイト様に手順が記されております。
1年限定の税抜き価格ではありますが、データプランはワンコイン、音声プランも1000円に収まるものは他にはないと思いますので、気になる方は契約されることをオススメします。
脚注1のMVNOとMVNEの関係性についてはこちらにとても分かり易く解説されています。
以上のMNO/MVNE/MVNOの関係を図で表すとこんな感じ。
DMM mobileがイオンモバイルを意識してか、値下げに踏み切ったようです。
また、LINEも今夏からMVNO事業に参入を表明したり、通話かけ放題*2を提供するMVNO事業者も現れてきており、今後どんな形で各事業者が競争していくのか気になりますね。